北海道北広島市に建設中の北海道日本ハムファイターズのボールパークに、大手アウトドアブランドの店舗が入ることが発表されました。
野球だけではなく、アウトドアの発信拠点を見据えています。
開業まであと7か月と迫ったファイターズのボールパーク。新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の工事は90%以上進んでいます。
八木 隆太郎キャスター:「あと7か月、工事が進んできました。可動式の屋根、日光を取り入れる窓ガラスもほぼ完成。外にはボーネルンドの遊具、木も植えられてます」
球場のグラウンドには土が入れられ、天然芝育成のための「地温コントロールシステム」の整備が進んでいます。10月以降に天然芝が敷かれる予定です。
また、新球場の玄関口となるJR北広島駅西口では、シャトルバス乗り場の整備などが急ピッチで進められています。
そして、8月25日に発表されたのが。
ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 小林 兼さん:「北海道の豊かな自然をテーマにした、ザ・ノース・フェイス直営店の出店」
大手アウトドアブランドの店舗が出店することが発表されました。その魅力と楽しみ方とは?
八木 隆太郎キャスター:「新球場の外野席にやってきました。ファイターズのボールパークがスポーツアパレルメーカーと事業提携をしました。キャンプグッズの展開だけではなく、子どもたちのウェアや農園で着るワークウェアを提供するということです」
25日、新球場の向かいのアウトドア専門施設「ザ・ロッジ」への出店が発表されたのが、スポーツアパレルメーカーのザ・ノース・フェイスです。
ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 小林 兼さん:「北海道の自然の魅力を活用した体験型の店舗。天然芝の広場を利用しながら、子どもが初めてキャンプのギアに触れるような空間。子どもたちが自由に遊びまわって、それを大人がコーヒーを飲みながら見つめているような空間を作っていきたい」
ゴールドウイン 渡辺 貴生 社長:「本当に必要な学びを提供できたら素晴らしい」
ザ・ノース・フェイスは街中で着られる防寒具から登山やランニングなど、様々なシーンでの利用を考えた商品を展開しています。
近年、特に力を入れているのがキャンプなどのアウトドアグッズです。
利用客:「ランニングウェアを持っているが、とにかく通気性もいいし軽い」
利用客:「デザインが良い。色も良い感じのものがある」
ザ・ノース・フェイスは北海道東部の斜里町の店舗で、知床のゆるキャラ「知床トコさん」の限定ご当地Tシャツを販売。収益の一部を知床の環境保全のために寄付するなど、自治体との連携を進めてきました。
今回の提携でボールパークのスタッフユニホーム、認定こども園や農業体験施設のこども用ユニホームなどを作ることも決まりました。
北海道日本ハムファイターズ 稲葉 篤紀 SCO:「球場のスタッフも選手も球団もファンも、一体感をもって試合に臨めるのは良い」
ゴールドウイン 渡辺 貴生 社長:「今回が初めての経験。今シーズンからワークウェアのカテゴリをスタート。初めてのケーススタディーで、仕事をして使いやすいのか、我々もこれを通じて学びたい」
新たな取り組みを模索するボールパーク。開業は2023年3月です。
コメント