盗まれたものを合計すると重さは4t以上・被害は計224万円、テントの重りなど盗難相次ぐ (22/11/21 13:40)

テント

10月下旬から、側溝のふたなどの盗難被害が相次いでいる名古屋市内の公園で、今度は1個20キロ以上のテント用の重りなど金属製品200点以上が盗まれました。

「資材置場で保管されていた、テント用の重りがすべて盗られてしまったということです」(記者)

 施設を管理する名古屋市によりますと、19日午前11時半ごろ、港区と中川区にまたがる「戸田川緑地」のバーベキュー場で、テントを固定するための重りが盗まれているのをスタッフが見つけました。

 盗まれたのは、重り220個と側溝のふた7枚で、被害総額は計224万2000円相当だということです。

 また、重りは1個20kgほどで、盗まれたものを合計すると、重さは4t以上になります。犯人は、どのように盗んでいったのでしょうか。

「捜査関係者によりますと、犯人は重りなどを車に乗せて運びだした可能性があるということです」(記者)

水道の蛇口は根元から引き抜かれ…

 戸田川緑地では10月下旬から盗難被害が相次いでいます。

 戸田川緑地管理センター管理課の今井鎮雄課長は「安心・安全が第一の公園でこういう犯罪が起こるというのは、やはり許せない」と訴えました。

 10月22日~11月8日までに、公園周辺を含めて側溝のふた17枚とバーベキュー場の網11枚がなくなっています。また、14日にはキャンプ場の炊事場から水道の蛇口18基が、根元から引き抜かれました。

「グレーチングにしても蛇口にしても、どうしても必要なものにはなりますので、それを取られないように固定をしてしまうっていう方法もあるんですけども。そうすると利便性の低下にも繋がりますので、なかなか対処が難しいなというところは感じています」(戸田川緑地管理センター管理課 今井鎮雄課長)

行政が対策急ぐ

 警察庁の統計によりますと、金属類の窃盗被害の認知件数は2020年が5478件でしたが、2021年には7534件と3割以上増えています。

 盗まれたテント用の重りは、マンホールなどにも使われる「鋳鉄」という素材で作られています。

 金属の市場に詳しい専門誌の記者は、近年、金属の価格が高騰していると指摘します。日刊市況通信の細川雅弘さんは「2020年の4~6月(コロナ禍当初)と現在を比較して倍以上になっている。急激に経済が立ち戻ることで鉄の需要が上がっていく。そこに対して鉄くずの発生の量が足りていないと必然的に品が足りていないことになるので価格がどんどん上がる傾向になる」といいます。

 名古屋市は、警察に被害届を提出したほか、公園内の夜間のパトロールなどを強化するとしています。

 また、戸田川緑地では、対策として、市民向けの農場で鉄製の柵を撤去して、木製のものに取り換えたほか、芝生に置いていた金属製のテーブルやいすのセットも撤去し、プラスチックのベンチに置き換えたということです。

(11月21日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)

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