保存修理工事で道後温泉本館を覆っているアートなテント膜が、11月からの解体工事で取り外されたあと、学校用のテントとして再利用されることが決まりました。
松山市の24日の会見によりますと、保存修理工事中の道後温泉本館では来年7月からの全館営業再開に向けて、施設を覆っている仮設の建物の解体作業が11月に始まります。
この仮設の建物を覆うテント膜には、道後温泉のシンボル・白鷺や温泉が持つエネルギーなどをカラフルに表現した宇和島在住の画家・大竹伸朗さんの作品「熱景/NETSU-KEI」が描かれています。
松山市はテント膜を解体作業で取り外したあと裁断するなどして加工し、学校用のテントとして再利用することを決定。市内の小学校53校へ一張ずつ贈るとしています。大竹さんの「大勢の子どもたちのために活用できたら」という意向を踏まえたということです。
松山市は保存修理工事の歴史を未来に引き継ぎたいとしています。
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