■ 神戸・新在家南町の人々
阪神淡路大震災から間もなく、家を失った人々が身を寄せる神戸のテント村を取材しました。過酷な環境。生活再建の道筋が見えない中でも、みんな支え合って生きていました。「絆」が人々を強くしました。あれから30年。番組を通じて震災で得た教訓を今一度思い出していただければ幸いです。
語り:藤田千代美
ディレクター:江口茂
撮影:吉川浩也
編集:寺村淳子
プロデューサー:堤田泰夫
カンテレ「ザ・ドキュメント」2000年2月2日放送
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※許諾を得ていない肖像については、デジタルアーカイブ学会「肖像権ガイドライン~自主的な公開判断の指針~」に独自の解釈を加え、一部を変更して公開の判断をしました。
デジタルアーカイブ学会URL:https://digitalarchivejapan.org/7224/
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– 放送予定の番組 –
■ 1月13日 (月) 15:45~19:00 「newsランナーSP 震災30年と防災 」
■ 1月17日 (金) 5:25~6:00 「この瞬間に祈る」
■ 1月初旬~1月17日 (金) newsランナーで震災30年関連の特集
■ 1月17日 (金) 15:45~19:00 「newsランナーSP 震災30年」
■ 1月16日 (木)~19日 (日) 深夜 「伝える震災の30年(四夜連続5作)」
■ 1月31日 (金) 25:25~26:25 「30年目の難問 ~震災を知らない学生たちへ~」
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<総合編成局知財推進部・武田直子のコメント>
神戸市では、震災を経験していない人口が全体の半数を上回り、記憶や教訓の風化が言われていますが、テレビ局でも、当時、一線で取材していた記者やディレクターが管理職になり、退職し、撮りためた映像で制作した貴重なコンテンツは、申し送りできる人材を失って、手のつけようのない記録となるおそれがあります。
当時、私も取材者でしたが、まもなく定年を迎えるにあたり、阪神淡路大震災の悲惨さ、しかしながらそこで生まれた被災者どうしあるいは、被災者とボランティアの間の思いやり、人はどうやってそのあとを生きてきたかを伝えたい、メディアを仕事に選んだ者としてやるべき取り組みだと考え、構想5年を経て、今回、配信という形で実現することができました。