アウトドアなび

バーベキューに行こう。食中毒対策編

バーベキューの季節になりました。
三蜜を避けて、だれでも手軽に楽しめるバーベキュー。
しかし…

バーベキューの季節は食中毒の季節でもあります。

食中毒を防ぎ、安全にバーベキューを楽しむためのポイントを紹介します。

近場のバーベキューであっても「アウトドアは準備が8割」の鉄則は例外ではありません。食中毒の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」に則ってしっかり準備しましょう。

ポイント1:食材は種類別に真空パック(またはジプロック)に入れる
食材は種類別に真空パックにして運びます。ジップロックなどでもOKですが、真空パック器があれば尚可です。現地では、食材や調理器具を洗う場所がないことが普通ですので、ハサミでパックの封を切るだけで、すぐに加熱調理できる状態で持ち込むべきです。食中毒の3原則「つけない」に当たります。

ポイント2:肉類はあらかじめ加熱する
生の肉を持ち込んで調理するのはお勧めできません。屋外では衛生対策がおろそかになりやすく、食中毒の原因となる細菌が増殖しやすいです。肉に付着している細菌が他の食材に移ったり、バーベキューで生焼けの肉を食すリスクがあるからです。食中毒の3原則「増やさない」に当たります。

ポイント3:クーラーバッグの使用
クーラーバッグに保冷剤を入れて、食材を冷やして運搬しましょう。細菌は温度などの条件が揃えば自力で増殖します。食品の保存・運搬の際には保冷剤を食中毒菌が増殖しにくい状態にしておくことが大事です。食中毒の3原則「増やさない」に当たります。

ポイント4:バーベキュー串は平型を使用
カンピロバクターや腸管出血性大腸菌などの細菌は熱に弱いため、十分加熱して食べれば、食中毒にはなりません。十分に加熱して食べましょう。バーベキュー串の形状は盲点になりやすいです。棒状の丸串は串を返すときに食材がクルクル回ってしまい、生焼けを食すリスクがあります。串を返しても具材が回らない平型の串の使用をお勧めします。

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