生還者の証言 反ロシアの住民あぶり出す「選別キャンプ」…行方不明の住民も|TBS NEWS DIG

キャンプ

「何千もの市民が拷問・レイプされ、殺害されている」ウクライナのゼレンスキー大統領が懸念を表明したのがロシア側が設けた「選別キャンプ」です。反ロシアの住民をあぶり出す施設でウクライナ各地にあるとみられます。この「選別キャンプ」について目撃者の貴重な証言が入ってきました。

ウクライナでの戦闘は長期化の様相を呈してきています。

マリウポリの製鉄所で歌うのはウクライナ側の女性兵士です。ロシア軍の砲撃が聞こえる中、士気を高めるために歌っています。地下にはまだ「およそ100人の市民が取り残されている」との情報がある中、避難できた市民にも脅威が待ち構えていました。

製鉄所から避難 アリサちゃん
「(Q.名前は?)アリサ。(Q.ここにいるのは好き?)家に帰りたい」

先週末、製鉄所の地下から母親と避難したアリサちゃん(4)。ザポリージャへと向かうバスの中の様子です。爪は黒く汚れ地下生活の過酷な状況を物語っています。

製鉄所から避難 アリサちゃん
「(Q.将来何になりたい?)医者。(Q.なぜ?)みんなを助けたいから」

アリサちゃんの母親は軍医として働いていました。しかしバスに母親の姿はありませんでした。ロシア軍によって「選別キャンプ」に連行されたというのです。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ロシアがウクライナの地に『選別キャンプ』をつくり、何千人もの市民が拷問されレイプされて殺されています」

選別キャンプとされる映像。学校が流用されています。選別キャンプとは“反ロシア”の住民をあぶり出す施設です。

撮影者
「ここのにおいはトイレより酷い」

「(Q.もう8時過ぎだ、病院に行く?)もう少し横になる。とてもだるい」

食事は1日1回。洗面所は350人に対して1つしかないといいます。結核患者も手当てを受けることなく収容されているといいます。選別キャンプはウクライナ各地にあるとみられます。

選別キャンプに連行されたジュロブさん
「機関銃を背中に当てられて警察署にあった選別キャンプに連行された」

3月下旬にマリウポリからザポリージャに向けて自転車で脱出した男性(32)は、検問所から選別キャンプに連行されました。その近くでは集団墓地が見つかっています。

選別キャンプに連行されたジュロブさん
「ここは取調室でした。ここで指紋をとったりスマホのチェックをしたりしていました」

占拠された警察署が選別キャンプになっていたといいます。

選別キャンプに連行されたジュロブさん
「服を脱がされタトゥーがあるかチェックされて、銃を使用しているか肩や筋肉量を調べられた」

携帯電話のデータも調べられたといいます。

選別キャンプに連行されたジュロブさん
「破壊された町や兵士の写真は撮っていなかった。問題になりそうな画像はなかったし、怪しまれる可能性があるチャットは削除していた。ネット環境がなく彼らは他に調べることが出来なかった」

その後、男性は解放されましたが、選別キャンプから別の場所に移送された人もいたと証言します。

選別キャンプに連行されたジュロブさん
「誰かが頭に袋をかぶせられてバスに乗せられるのを見た。選別キャンプの周りに親戚が集まっていて二度と戻って来なかった人がいると話していた」

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