こんいちわレナ氏です。今回はセリアやキャン★ドゥで販売され始めた小物を紹介するよ。どれも何だかとってもドール用過ぎる仕様で、レナはドッキドキだよ。
さて、話は変わるけど、最近はブログという文化が衰退して様々なブログサービスが終了しているよね。レナがかつてやっていたブログも今度閉鎖するらしいので、そこで書いていた備忘録的な内容をここに転載する事を許してほしい。当時の内容をそのまま転載するので、一部読みづらい部分もあるけれど許してちょーよ。
話はもう、17、18年くらいの前の秋葉原の話だよ、特にとりとめもない夢の残滓。
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戦慄のサザンクロスの話をしよう。
たぶん、戦慄のサザンクロスと言っても殆どの人は知らないはずだ。知ってる人なんて日本に何人居るかすら解らないし、だいぶ昔の話だから私自身の中からもそろそろ抜け落ちてしまいそうなので、備忘録としてここに記すと言う訳だ。
さて、時代は多分、秋葉原界隈が電車男ブームで観光地化し始めた頃だ。秋葉原が観光地化して失ったものと得たものを枚挙する暇はないけれど、思うところが無いわけでもなく、そういう意味でオタクにとっては微妙に鬱屈が溜まる時代だった。
その頃の私は大学生で秋葉原のパソコン屋でパソコン本体とか、周辺機器とか、パーツとか売るアルバイトをしていた。当時は既にパソコンブームも下火でパソコンのパーツ何て買いに来るのは、よほどのマニアだけだし、他に来るのは秋葉原でパソコンを買うのが安いと言われ、意気込んで観光がてらにやってくる人々くらいだった。
良くも悪くもWindows95時代のような熱気というものとは無縁で、一番列が出来るのは美少女ゲームの発売日という時代。
そんな頃に現れたのが戦慄のサザンクロスだった。私も姿は一度しか見たことが無い。でも、それでもだ、戦慄のサザンクロスは私を含め店員たちを戦慄させ、自らを他人の海馬に焼き付けさせるには十分な破壊力があった。
ここまで書いておいて何なのだけど、『戦慄のサザンクロス』という名前は私が人から聞いた名称、しかも口伝なので本当は『戦慄』ではなく『旋律』なのかもしれない。姿を見れば戦慄の方だと思うのだけど、彼のライフワークに関係していると思えるのは『旋律』の方なのだ。
ただ、それを確認する暇もなく戦慄のサザンクロスは店から出禁を食らってしまったのだ。そう、戦慄のサザンクロスはクレーマーだった!!
それもただのクレーマーではない。正しくはクレーマーでもない。文句は言うのだ、ただ、文句には意味が無い。戦慄のサザンクロスはクレームを入れるという口実で店員に話しかけ、その上で自分の話たい事をずっと話すのだという、しかも1時間くらい。そんなわけで、当然営業妨害と看做され出入り禁止を勧告されてしまったのだ。
普通のお客であれば、出入り禁止に成ったところでしれっと入場もできたかもしれないが、戦慄のサザンクロスは普通ではないので直ぐにばれてしまう。
戦慄のサザンクロスは機動戦士ダブルゼータガンダムのネオジオンの将校、キャラスーンの髪形と言えば解りやすいのだが、片方が金髪で片方がピンクの髪の毛をしている。そして全身パンクファッションに身を包んでいる。少し太ったオジサンだ。たぶん百メートル先からでも「ああ、戦慄のサザンクロスだっ!」って判るのか戦慄のサザンクロスなのだ。
戦慄のサザンクロス、もしくは旋律のサザンクロスは歌を歌う・・・らしい。私はCDを持っていないから、どんな歌かは解らない。どうやら凄くアップテンポな曲らしいというという事は聞いたことがある。
CDって何だよ?と思われるかもしれないか、戦慄のサザンクロスは長々と店員を捕まえて演説した後に、機嫌が良いと自作のCDをプレゼントしてくれるのだ。この辺りが彼を『戦慄』なのか『旋律』なのか解りづらくしている部分だ。
加えて『サザンクロス』。南十字星。何故?どうしてサザンクロス?しかも『の』が入る。接続詞が『の』なので多分、『旋律』ではなくて『戦慄』の方が文法的にしっくりくると思う。
さて、悲しいことに私が知っている事はこれくらいだ。これ以上は彼については何も知らないし、今では多分調べようも無いのだ。当時の職場はその後買収やら、改装やらが繰り返し、訳わからない状態に成って、ナイーブな私は腸炎か何かで休憩時間にぶっ倒れて救急車で運ばれて、それが元で辞めてしまったから、何となく円満退社という雰囲気では無く近寄り難い存在に成ってしまったし、そもそも既に十数年以上前の話だから当時の事を知る人間が現場に残っているかも怪しい。特に秋葉原という街は人の入れ替わりが割と激しいのだ。
と言う訳で、戦慄のサザンクロスの話はここまで。
寒いですね。寒い。
38度に耐えられても、8度には耐えられない。つまり柏は寒いのだ。東京さ出ると思うけど、常磐線から降りると春が着た気分に成る。上野とか、秋葉原とか、温かい。人間の、文明の、温かみッ!!
逆に、帰りの電車から降りる時の、あの、ゾクッとするような寒さ、それでも駅の近く、事務所周辺ははまだまだマトモで、自宅の近くの寒さといったら、思えば遠くに来たものだともの悲しさすら感じる始末で、意味も無く切なくなってしまうのだ。
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声の出演
ドールおじさん→千葉DOLL工房の中の人
レナ氏→VOICEROID+:民安ともえEX、弦巻マキ
うずら→VOICEVOX:春日部つむぎ
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