【実証“車中泊”】寒波で「立ち往生」予想される場合… 備えておくべきものは

車内泊

“観測史上最強クラス”の寒波が日本列島を襲う中、大雪で交通への影響が懸念されます。先月、新潟県では30時間以上に及ぶ車の立ち往生が発生しました。立ち往生の危険が予想されている時に、車内に備えておくべきものとは…。

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もし暴風雪の中、車内での待機を余儀なくされた場合、何に気をつければいいのでしょうか。日本テレビ社会部災害担当・中濱弘道デスクが専門家立ち会いのもと、21日午後10時過ぎに北海道北見市で車中泊を体験しました。

前提として、寝ている間に車のマフラーが雪で埋まると排ガスが車内に逆流し、“一酸化炭素中毒”になる恐れがあるため、エンジンを切った状態にしてフリースやセーターなど5枚を着込みました。

中濱デスク(“車中泊”開始時)
「今、外の気温が-9℃ですが、車の中も-1℃あります。じっとしている分には、このままもう少しいけそうです」

そして、15分ほどが経過しました。

中濱デスク(“車中泊”開始から約15分経過)
「さらに着るものを足さないと、このままでは厳しいです」

車内の寒さが厳しさを増す中、中濱デスクは用意していた寝袋を取り出しました。

中濱デスク(“車中泊”開始から約15分経過)
「これだけでも、かなり暖かさが違います」

それでも30分後には、厳しい状況になりました。

中濱デスク(“車中泊”開始から約30分経過)
「もう、鼻とか手とかを完全に中にいれないと痛いですね。耳とかも痛くなってきた」

日本赤十字北海道看護大学・根本昌宏教授によると、立ち往生の危険がある寒波が予想されている時には、車の中に食べ物・飲み物はもちろん、寝袋や携帯トイレなどを備えておく必要があるということです。

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25日も最強寒波は日本を覆います。JR東日本によると、25日、山形新幹線は福島~新庄駅間で終日運転をとりやめにするということです。空の便については、日本航空は148便、全日空は85便の欠航を決めています。
(2023年1月24日放送「news zero」より)

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