バーベキュー火災にご注意を! 着火剤のつぎ足しは危険 安全で楽しいゴールデンウィークに  (23/04/28 20:50)

バーベキュー

<乾燥と風に要注意>
空気が乾燥しているいま、ゴールデンウィークのレジャー中の火の扱いに注意が必要だ。
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春の花見から秋の芋煮の時期まで多くの人が楽しんでいるバーベキュー!
ただ、2022年福島県内ではバーベキューの火が原因の住宅火災も発生していて、注意が必要だ。

郡山地方広域消防組合・広報担当 吉田武司さん:「突風とかで火種が枯草に燃え移って枯草が燃えてしまったという火災が事例としては一つあります」

郡山消防本部によると、2023年はこれまでに64件の火災が発生していて、約8割は風速4メートル以下の風が弱い状況だったという。
消防の担当者は、風が弱いと火に対する注意が緩んでしまうと指摘する。

郡山地方広域消防組合・広報担当 吉田武司さん:「今の時期って、風の強さも無風だったり、そよ風だったと思っても急に突風が吹いたりとか、風が強くなったりとか、同時に風向きもすぐ変わってしまうので、ある程度周りは燃えやすいものを置かないように」

周囲の安全を確認すること。
飛び火などに備えて消火用の水を必ず用意すること。
そして…。

郡山地方広域消防組合・広報担当 吉田武司さん:「一見消えたと思った炭を放置して、そこから住宅火災に発展してしまったケースとかも全国的にもたくさんありますので、しっかりと水を実際にかけてしっかりと消火すると」

空気の乾燥は連休中も続く予報で、バーベキューを楽しい思い出にするために事前の準備と注意が必要だ。

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<着火剤の追加は危険>
さらに注意して頂きたいのが「着火剤の取り扱い」だ。
炭に一度火をつけたにも関わらず、「火力が弱い」「早く調理したい」もしくは、明るい屋外で「まだ燃えていない」と勘違いし、つぎ足すことは危険だ。

着火剤をつぎ足し、誤って衣服に付着してしまうと…わずか数秒で、Tシャツが燃え始めてしまう。着火剤は揮発性・燃焼性が高い成分が含まれているので継ぎ足しはやめよう。

万が一の際に備えて、近くに水をくんだバケツや湿らせた布を用意することも大切だ。

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大型連休中は旅行や帰省など普段と違う行動を取る方多い。火の扱いだけでなく長距離のドライブも事故やトラブルに繋がらないよう、楽しいまま連休を終えられるよう気を引き締めることも必要だ。

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