柳川市の専門学校で、去年5月、バーベキュー中のコンロにアルコールを注ぎ入れて火が燃え移った学生1人が死亡し、3人がやけどを負った事件で、警察は19日、理事長ら3人を書類送検しました。
業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたのは、柳川市にあるハリウッドワールド美容専門学校の理事長(64)と学校職員2人の合わせて3人です。
警察によりますと、理事長はバーベキューでアルコールの使用を決めたことなど、また職員(23)は火が付いた炭があるコンロにアルコールを注ぎ入れたこと、もうひとりの職員(54)はアルコールの注入を制止しなかったことで、それぞれ過失があった疑いがもたれています。
警察は、理事長ら3人の認否を明らかにしていません。
専門学校側は、KBCの取材に対し、「今後も変わらずに第三者委員会に協力していく」と、話しています。