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私は自然が大好きで、よくキャンプやハイキングに出かけます。先月は、友人のアキラと一緒に、近くの沼地にテントを張って一泊しました。沼地はとても美しくて、たくさんの動植物がいました。私たちは夕方まで沼地を散策して、テントの近くに火を起こして食事をしました。その後、星空を眺めながら話をしていたのですが、突然、遠くから奇妙な声が聞こえてきました。
「ギャー！ギャー！」
声は人間のものではなく、動物のようでしたが、どんな動物かはわかりませんでした。私たちは不安になって、火を消してテントに入りました。声はだんだん近づいてきて、やがてテントのすぐ外で鳴り止みました。私たちは息を殺して耳を澄ませましたが、何も聞こえませんでした。しばらくしても何も起こらなかったので、私は思い切ってテントから顔を出してみました。すると、目の前に見たこともない恐ろしい生き物が立っていました。
その生き物は人間よりも大きくて、毛むくじゃらでした。頭は狼のようでしたが、目は赤く光っていました。口からは牙がはみ出していて、血だらけでした。胴体は人間のようでしたが、手足は鋭い爪が生えていました。尾は長くてふさふさしていました。その生き物は私を見つめて、威嚇するように唸りました。
私は恐怖で声も出せずに固まってしまいました。アキラもテントから顔を出して見てしまったようでした。その生き物は私たちに気づいて、一瞬迷ったように見えましたが、すぐに襲いかかってきました。私たちは必死にテントから逃げ出そうとしましたが、間に合いませんでした。その生き物は私たちを引きずり出して、噛みつこうとしました。
私は必死に抵抗しましたが、力では敵わないことがわかりました。アキラも同じようにやられていました。私たちは死を覚悟しましたが、そのとき、奇跡が起こりました。遠くから銃声が聞こえてきたのです。その生き物は驚いて私たちから離れて、銃声の方向に向かって逃げて行きました。
私たちは助かったと思って安堵しましたが、すぐに気を失ってしまいました。後で聞いた話では、近くに住む猟師が偶然通りかかって、その生き物を見つけて撃ったということでした。その生き物は猟師にも襲いかかろうとしましたが、何発も撃たれて倒れたそうです。猟師は私たちを発見して、救急車を呼んでくれました。私たちは病院に運ばれて、一命をとりとめましたが、重傷を負いました。アキラは右腕を失い、私は左足を失いました。
その生き物は何だったのでしょうか。猟師は人狼だと言っていましたが、本当にそんなものが存在するのでしょうか。私は信じられません。でも、あの恐怖は忘れられません。もう二度と沼地には近づきたくありません。私たちはあの日、地獄を見ました。これが私の沼地での怖い話です。読んでくれてありがとう。これからもブログをよろしくね。