シリーズ「サウナに行ってみっが」でサウナの魅力をお伝えしていますがコロナ禍以降、人気が高まっているのがテントサウナです。実は被災地では様々な方法で活用されていて能登半島地震でも住民たちを支えました。
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https://news.ntv.co.jp/n/kyt/category/society/ky3fcbe698f9244134be08376291498d3d
アウトドアの人気が高まり多くの人が楽しむようになったテントサウナ。安全な楽しみ方などを発信する協会の代表に話を聞きました。この日もテントサウナを楽しんでいる最中でした。
(日本テントサウナ安全協会・竹内 純 代表)
「本日は和歌山県のテントサウナの聖地と呼ばれる飛雪の滝キャンプ場でサウナの後に飛び込める滝の前でイベントをやってまして。滝にそのまま飛び込む。水風呂代わりに飛び込んでととのう。何物にも代えがたい参加者みんな喜んでいる。内田さんもぜひ遊びに来てください」
(内田直之キャスター)
「行きたいですね!」
協会は、今年1月新たな取り組みを始めました。活用されたのが能登半島地震の被災地です。メーカーの協力も得ながらおよそ80張りのテントサウナを提供し5か月経った今も活用されています。
(日本テントサウナ安全協会・竹内 純 代表)
「私が1995年の阪神淡路大震災の被災者で実家が被災してガスが3か月止まり風呂に入れなかったんですよ。断水が続いている家庭では入浴が困るのでせめてサウナを!入浴代わりに使っている方がいます」
寒さの厳しい北陸を襲った地震。テントサウナは風呂の代わりだけでなく、暖をとれる施設として歓迎されました。さらに。
(日本テントサウナ安全協会・竹内 純 代表)
「一番嬉しかったのはお子さんの避難者が広い体育館でプライベートスペースがなくて過ごしていた。やっと遊び場ができた。子供同士で話をする憩いの場所を作れた。感謝してもらって我々も大変嬉しかった」
避難所では工夫を凝らしながら広く活用しました。中には、簡易トイレの設置場所として屋外で使うこともあったそうです。
(日本テントサウナ安全協会・竹内 純 代表)
「レジャーにも防災にも使える幅広く活用できるグッズ、アウトドアギアだと思う」
KYTで先週、放送したグッドフォーザプラネット。こんな質問をしました。
(内田直之キャスター)
「テントサウナは地球にいいもの人にいいものですか?」
(日本テントサウナ安全協会・竹内 純 代表)
「そうですね。地球によくて人によいものです。現地で手に入れた薪を現地で燃やせばカーボンニュートラル。火をその場で燃やす。そこに生えている木は二酸化炭素を吸収する。カーボンゼロ。みんなで一緒に入ると仲良くなれます。ウェルビーイング。気持ちよくなれる。非常にリラックスできるのでプライベートでも役に立っている」
海外で誕生したテントサウナがブームの後押しもありこれからも様々な場所で活躍しそうです。