品質やデザインの良さに定評があるアウトドア用品大手の「スノーピーク」。コロナ禍でのキャンプブームを追い風に会社は急成長し、株価はうなぎ上りでした。
しかし、コロナが落ち着くと、旅行などのレジャーが回復して業績は落ち込み、株価も下落。先週発表された23年12月期の純利益は前の期から99.9%減少して100万円にとどまりました。
こうした状況を背景にスノーピークは20日、アメリカの投資ファンド「ベインキャピタル」と組んでMBO=経営陣による自社株買収を実施し、株式を非公開化すると発表しました。
スノーピーク
「非公開化してベインキャピタルが有する知見や経験を活用して経営改革を推進することで、当社単独では成しえない新たな成長が実現できると考えました」
ベインキャピタルはこれまでに「大江戸温泉物語」や「すかいらーく」「雪国まいたけ」など日本国内でおよそ30件の投資実績があるファンドです。
今後は国内の立て直しを進めるとともに、海外出店を強化し、山井太会長兼社長は引き続き経営にあたります。
(「グッド!モーニング」2024年2月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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