サービスエリアにテントを張るホームレス一家と裕福な夫婦 出会いが思わぬ展開に 映画「高速道路家族」特報

テント

4月21日より劇場公開される、「太陽を抱く月」のチョン・イルと「ガール・コップス」のラ・ミランがダブル主演する映画「高速道路家族」の、特報映像が公開された。
 
 特報映像では、高速道路で詐欺をして暮らすホームレス一家が、サービスエリアにテントを張って楽しそうに踊る姿や、郊外で家具屋を経営する”ワケあり”社長夫婦の日常などが切り取られている。後半には雰囲気が一転し、ホームレス一家の父親ギウが「ふざけるな」と叫ぶシーンが映し出される不穏な展開に。相反する2つの家族の出会いが、想像を超える悲喜劇へと加速していくことが描き出されている。

 イ・サンムン監督のコメントも公開された。「大げさに感じるかもしれないが、世の中に対する恐れと心配、それでも感じられる人との温もり、そして互いへの愛と許しを伝えたかった。私たちが生きているこの世界と共に生きていく人々について、考えられる映画になればと思う」と語っている。

 「高速道路家族」は、ホームレスの一家と裕福な訳あり夫婦という2つの家族が出会うことから起こるスリラー。高速道路のサービスエリアを転々とし、再び遭遇することのないはずの訪問者にお金を借りながら食いつないでいるギウ(チョン・イル)と3人の家族。ある日ギウの一家は、すでにお金を借りたことのあるヨンソン(ラ・ミラン)と再会。ヨンソンは、ギウを警察に届け出る。ヨンソンは残されたギウの妻ジクス(キム・スルギ)を家へ連れ帰り、一緒に暮らすことになる。一方のギウは家族を取り戻そうとする。そんな相反する二つの家族の出会いが、とんでもない結末を迎える。

 ホームレス一家の父親ギウ役を演じるのは、「太陽を抱く月」「ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~」などに出演し、本作が7年ぶりのスクリーン復帰となるチョン・イル。サービスエリアでギウ一家と偶然出出会う経営者のヨンソン役を、「正直政治家 チュ・サンスク」「国際市場で逢いましょう」「ガール・コップス」などのラ・ミランが務めている。イ・ジェヨン監督に師事してきた、新鋭イ・サンムン監督がメガホンをとった。

【作品情報】
高速道路家族
2023年4月21日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開
配給:AMGエンタテインメント
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